University of Rochester

プリンストンでの講義の後は共同研究者とまとめの議論をするためにボストンに数日ほどいましたが,すぐに最後の目的地であるロチェスターに移動しました.ロチェスター訪問の目的は,ロチェスター大学とロチェスター工科大学の計算機科学グループが定期的に開催しているセミナーに参加して講演することです.ロチェスターでは構造的計算量理論で著名な Lane Hemaspaandra 先生のところでお世話になりました.少し前まで荻原光徳先生もロチェスター大学に在籍されていたのですが,つい最近フロリダ大学に移られたということで残念ながらお会いすることはできませんでした.(Hemaspaandra先生と荻原先生の"The Complexity Theory Companion"は非常に良い教科書です.リファレンスとしても非常に役に立ちます.)セミナー自体は夏休み中ということもあり,参加者はそこまで多くはありませんでしたが,和やかな雰囲気でできたので良かったかと思います.