2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

帰宅

長崎で開催されていた学会から戻ってきました.大変有難いことに論文賞を頂きました.賞を頂くのは初めてなので,非常に嬉しいです.また来年も頑張って良い論文を投稿しようと思います.また月曜日から別の学会参加のため京都出張です.まぁ話す内容は同じ…

長崎へ出張

明日から学会参加のため,長崎へしばらく出張します.ちゃんぽん食べたい.

Alan C. Kay

今日,大学にAlan C. Kay氏*1が来ているということで講演を聴きに行きました.主な内容としては彼が主導している"SQUEAK"というシステムに関する解説でした.感心したのはそのシステムの開発の動機です.近所の人や友人に「最近新しいコンピュータを買ったん…

文庫本購入

大学の生協で2冊ほど文庫本を購入しました. アフターダーク,村上春樹著 哲学入門,バートランド・ラッセル著,高村夏輝訳 前者は妻が村上春樹のファンという影響を受けまして,ちょくちょく彼の小説を読むようになっていたのですが,この本をまだ購入して…

こ,これは・・・

ECCCをチェックしてたら,こんな論文が・・・R. Santhanam, "Circuit Lower Bound for Merlin-Arthur Classes"メインの結果は非常にシンプルで,MA/1がP/polyに含まれない,つまり,1ビットアドバイス付きMAに属する言語で多項式サイズ論理回路で計算できない言…

実環境下での量子暗号の実用化へ

NEC,商用の光通信ネットワーク上で稼動する量子暗号生成システムを開発実環境下での量子鍵配送の実装に関するプレスリリースがNECとJSTから出たようです.元・中の人なんで,こういうニュースがスラドとかに取り上げられているのを見るとちょっと嬉しいです…

あーあ,残念.

今日,量子計算のプレプリントサーバに C. Moore, A. Russell, and U. Vazirani, "A classical one-way function to confound quantum adversaries" という論文がアップロードされていました.以前から狙っていたテーマにかなり近いことを先にやられてしまっ…

平均計算量

最近は暗号の基礎理論に絡む(特にクラスNP周辺の)平均計算量について構造的計算量理論の立場から研究を進めています.近年のこの辺りの研究分野の発展は非常に目覚しく,新しい手法が目白押しのようです.理論自体も相当なスピードで高度化しているのでフ…

論文採録決定

何とか某暗号系会議に論文を採録してもらいました.(と言っても二本投稿して片方は落とされてしまいましたが・・・)中国を訪れるのは初めてなので少々楽しみです.