科学リテラシ
最近,ある意味 extreme な科学系ニュースがいくつか飛び交っていますね.
- Gizmode: ついに常温核融合を成功させた科学者は日本人
- 北海道新聞: 簡易炉で「常温核融合」か 北大院・水野氏が確認 国際学会で発表へ
- Gigazine: 水から電流を取り出すことを可能にした新しい発電システム「ウォーターエネルギーシステム」を見に行ってきました
これらの真偽についてここでは議論しませんが,この手のニュースを読むときの基本的な姿勢の大切さについて考えさせられました.
もちろん,ある程度理解しようとすると専門的知識が必要なものもあるかと思いますが,科学的に疑わしいものかどうかを自分で調べて,それなりの客観性の下で判定できるだけの教養を持つことは重要です.高校生レベルの知識で十分であるのがほとんどの場合かと思います.しかしながら,これらの中のニュースの一つでは明らかに疑わしいものに政治家が絡んでいたりするわけで(それに併せてお金の動きもあるようです),大変忌々しきことだと思います.
まぁ為政者の立場にあるならもちろんのこと,最低限の科学リテラシを身に着けておきたいものですね,というか教育者としてはそういう姿勢を学生に伝えられるように常日頃から意識するべきなのかも知れません.