塩豚と西京漬け
さて前回の記事にあった塩豚と西京漬けの簡単な作り方です.
- 塩豚
- 豚バラやロースなどブロック肉を買ってくる.
- キッチンペーパーで水気を拭き取り,肉の両面にフォークを何度か突き刺し,塩分を浸み込ませるための穴を開ける.
- 軽く塩をまぶし,念入りに摺りこむ.塩の量は保存期間に合わせて使う塩の量を調節する.あまり使いすぎると塩辛くなるので注意.
- 隙間が空かないようにラップでブロック肉を包む.空気が入ると腐り易くなってしまう.
- 冷蔵庫で寝かせる.約一日後に肉から滲み出てきた肉汁をキッチンペーパーで拭き取る.水気が残っていると腐り易くなる.
- だいたい2〜3日程度で熟成が進み旨味が出てくるので,頃合を見て茹でるなり,焼くなりして食す.
結構簡単ですが,そのままの豚で食べるよりも大変美味しいです.聞いたところによると豚バラ肉の塩豚を燻製にしたのがベーコンだとか.
- 西京漬け
- 旬の魚の切り身と白味噌を買ってくる.サワラやサケやブリなど.あるいは豚肉でもよい.
- 切り身に軽く塩を振って一時間程度冷蔵庫に入れておく.塩が十分馴染んだら,キッチンペーパーで染み出た水分を拭き取る.
- 白味噌200gあたり料理酒,みりん大さじ1を加えて混ぜる.(白味噌の種類によっては甘味が強かったりするので,適当に加減する)
- ガーゼを熱湯消毒し,乾かす.ガーゼで切り身を包み,ジップロックに白味噌と一緒に投入する.(ガーゼが無ければそのままでもたぶん大丈夫.)
- 2日程度冷蔵庫で寝かせる.
- 熟成が終わったら,普通に焼いて美味しく頂く.
あんまり漬けすぎると塩辛くなるので注意して下さい.一度使った白味噌は水気を除けば1〜2回使えるそうです.
塩豚と西京漬けで豊かな保存食ライフを楽しんで下さい.